介護用品(福祉用品)のレンタル料も1割に!介護保険が適用て知ってた?
- acousticlife111
- 2023年5月17日
- 読了時間: 3分

在宅介護の先輩の家をお邪魔したとき、立派な介護ベッド、車いすなど佇んでいるのを見かけます。「いいなぁ」と思いつつも、とても高額そうで自分の家庭では現実的でないように感じてしまいますよね。
いいえ!介護ベッドなどの介護用品(福祉用品)のレンタルも、介護保険適用で1割負担にすることが出来るのです!
介護用品も保険適用で1割負担に!消耗品でないものに活用しよう。
デイサービスなどの介護施設だけでなく、在宅介護で便利な介護用品の数々も、介護保険を活用することで自己負担額1割で導入できるのです。
いいえ、介護用品というより「福祉用品」です。
言葉の正式な定義としては、「介護用品」とは介護で使うものすべてを指します。紙おむつや介護用歯ブラシなども含みますが、こうした消耗品は介護保険の対象外です。
「福祉用品」とは、車いすや電動ベッド(介護用ベッド)などの用具のことです。
「介護生活を便利にする、消耗品でないもの」をレンタル・購入する際には、介護保険が使えます。
とにかく、立派な介護ベッドだって1割負担で導入できるのです!
介護保険を活用してレンタルできる福祉用品(介護用品)は?
介護保険を活用してわずか1割負担でレンタルできる福祉用品(介護用品)は、このようなものがあります。
車イス
特殊寝台(介護ベッド)
歩行補助つえ
歩行器
スロープ
手すり
自動排泄処理装置
移動用リフト
床ずれ防止用具
などなど
介護用ベッドのレンタル料金の相場は?
とても高そうに思える介護用ベッド。介護保険を活用して自己負担額1割でレンタルするなら、月額700~1,200円程度に抑えられます。年間でも1万円ほどですね。
わずか700円というのは驚いてしまいます!
最終的に購入するつもりでも、まずはレンタルで試すほうが良い。
最終的に、介護用ベッドや福祉用品を「購入して自分のものにしたい」と考えている場合でも、まずはレンタルを選んだほうが良いです。どれも高額な福祉用品は、買ってみて体に合わなかったときに「交換して」と言っても思い通りにはいきません。
そのため、まずはレンタルで使ってみて、体に合わないときには交換を繰り返し、「これは合うな」と思えるものを見つけてから、購入に踏み切りましょう。
原則的に要介護2以上で介護保険レンタルが出来る。
介護用ベッド、車いすなどは、原則的に要介護2以上の人に限り、介護保険を使って1割負担のレンタルが可能です。
ただし、例外もあります。
要介護2未満でも、「日常的に起き上がりが困難な人」「日常的に寝返りが困難な人」については、介護保険適用で福祉用品がレンタルできるケースがあります。
医師の意見書やケアマネージャーの判断が必要ですから、勝手に動かずまずはケアマネージャーに祖横断しましょう。
高そうに見えるサービスも用具も、介護保険を活用するほどで驚くほど安く導入することが出来ます。在宅介護の家庭では、積極的に検討すべきです。要介護度によって介護保険には限度額がありますので、「何が欲しいか、何を必要と感じるか」ケアマネージャーによく相談しましょう。