フランスと並んで、日本人のあこがれの地として君臨し続けているイタリア。ヨーロッパには、同じようなルネサンス建築の街並みがたくさんあるというのに、なぜイタリアはこれほどまでに人を惹きつけ、そして長きにわたって人気を保ち続けているのでしょうか?
このページでは、イタリアの魅力をわかりやすくスッキリと解説します。次の旅行の行き先の参考に、お役立てください♪
イタリアが優れているのは「万能性」。なんでも楽しめるから、誰からも好かれる!
ヨーロッパにはたくさんの国があり、そしてどこも私たち日本人の憧れる中世ルネサンス建築の街並みを持っています。それなのにイタリアが絶大な人気を誇るのは、ルネサンスな街並みのみならず、様々な観光資源を持ちあわせているから。
どれだけ多彩であるかを、これから解説していきます。
ルネサンス風の街並みが美しいのは言わずもがな!
イタリアの首都ローマに降り立ち、どこか適当に宿を取れば、あなたはもうそれだけで、ルネサンスな街並みの魅力を堪能することができるでしょう!どこか特定の観光地が美しいというものではなく、およそどこもかしこも美しいルネサンス建築を残しています。
ある意味、ガイドブックなど必要ありません!有名な教会や彫刻がどこにあるかを知る必要もなく、カメラ片手になんとなく街歩きをするだけでも、3日は軽くエンジョイすることができてしまうでしょう。
イタリアは意外と物価が安いから、ショッピング好きにもうれしい♪
日本でイタリアからのインポートモノというと、とても高額なイメージがありますよね。しかし本場イタリアに来てみると、流行のファッションアイテムの数々も、そんなに高くないことに気づくでしょう。イタリアは元々、物価が西ヨーロッパの中でも高いほうではないので、輸入の際のマージンが無いなら、そんなに高値でもないのです。
本格的な遺跡があるのはヨーロッパではイタリアだけかも!?
イタリアの強烈な強みと言えるのが、本格的な遺跡があることです。ローマのコロッセオは、皆さんご存知のことでしょう。そのすぐお隣には、フォロ・ロマーノという広大な集落遺跡があります。これが、遺跡好きのバックパッカーたちをもうならせるほどの大きさと面白さ♪有名なコロッセオよりも、こちらのほうが楽しめますよ!
さらにありがたいのが、このフォロ・ロマーノが、首都ローマのど真ん中の立地にあるということ!地下鉄に乗ってカンタンにたどり着くことができちゃいます。
イタリアはグルメも案外安い!ピザは1枚1ユーロ!?
イタリアは、食に関しても日本人に大人気ですね。フランス料理ほどのセレブリティはないにしても、本格的なイタリアンを食べるといったら数千円の覚悟は要ります。
しかし、日本のラーメンが海外では1,000円もするように、イタリアンも日本で提供するから高いのであり、イタリア国内では思いのほかリーズナブルに楽しむことができます。
ピザなども思いっきり大衆食で、街角のあちこちに小さなお店があり、手のひらサイズのものならなんと1ユーロ、つまり100円足らずで食べることが出来てしまうのです!
水の都ヴェネツィアにとんがり屋根の白い町アルベロベッロ。イタリアは周遊が楽しい!
上記の4項目なら、ローマだけでも堪能することができます。しかし、イタリアに行くならぜひ、複数都市を周遊しましょう!イタリアには、個性的で美しい街がたくさんあるのですから♪
水の都ヴェネツィアは、それはもうファンタジック。水路を走るゴンドラ船は観光客も乗ることができます。観光客やお店の少ない路地を選んで歩けば、まだ中世の頃のような素朴な風景もお目にかかれるでしょう。
アルベロベッロも必見です。トゥルッリと呼ばれる三角屋根を持つ白壁の家々が立ち並ぶ、おとぎ話のような町。
イタリアお役立ち情報
オシャレ度★★★★★
感動度★★★★★
美しさ★★★★★
グルメ度★★★★★
難易度★★
人気度★★★★★
必見度★★★★★
国名:イタリア
通貨:ユーロ 1ユーロ≒約120円
ビザ:90日以内の観光ならビザは不要。
言語:イタリア語。観光地なら英語も通じる。
航空券の値段:往復60,000円くらいから。
物価:高級旅行者は日本の1.5倍くらい。バックパッカーは日本と同じくらい。
ベストシーズン:春
オススメ周遊国:ヨーロッパ各国とはどれも周遊しやすい。乗り継ぎ便を活用するならドバイ、アブダビなど。
イタリアはこんな人にオススメ!
バックパッカー
ゴージャス感やセレブ感を求めている人
個人旅行の初心者
世界遺産が好きな人
街歩きが好きな人
都会が好きな人
グルメが好きな人
ショッピングが好きな人
遺跡が好きな人
教会めぐりが好きな人
海外の歴史に興味がある人
ハネムーンに
卒業旅行に
いかがでしたか?
インポートブランドの評判から、日本人には「セレブな国」というイメージの強いイタリアです。しかし、実は結構ワイルドなところがあったり、物価も西ヨーロッパの中ではやや安かったりします。そのため、ゴージャス旅行者だけでなくバックパッカー的な人にとっても遊び倒すと楽しい国だったりするのですね♪
高いもの・安いもの、色々用意されているので、自分の予算や好みに合わせて、かいつまんで旅を創っていきましょう!