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不登校じゃなくても大学より専門学校のほうが良いかも?


「どの学校に進もうか?」

進路の悩みはどの家庭の親子にとっても一大事です。

特に高校3年生の進路はとても大きく悩みますよね。

不登校ではなく普通に登校をする生徒は、学力や素行がそれなりに高ければ、「大学進学」を選ぶことが多いものです。「相応の内申があるなら大学に進んだほうが就職しやすい」と言われているからですが、はたしてこの考え方、正しいのでしょうか・・・?



不登校じゃなくても大学より専門学校のほうが良いかも?

結論から言いますと、不登校でなく学力も内申も充分に立派であるとしても、大学進学より専門学校進学のほうが良いかもしれません。

理由は主に3つあります。


専門学校のほうが就職に有利だから。

理由の1つ目は、専門学校のほうが大学よりも、就職に有利だからです。

専門学校のパンフレットなど眺めると、「当校の業界就職率97.2%!」といった誇らしげな数字をよく目にします。会計簿記など堅めの分野の学校ほどこうした数字は顕著です。

当たり前の話ですが、大学でなんとなく経済や文学を学んだ生徒よりも、業界の専門分野をみっちり2年間学んだ生徒の方が、企業側としては「期待できる」のです。


ちなみに、大学の2021年卒の平均実就職率は85.4%だとのこと。


興味のない勉強に苦しまなくて済む!

専門学校の場合、5教科の授業はほとんどありません。カリキュラムのほとんどはその業界に直接的に関連する内容ばかりで、役に立つのかわからない数学の公式を覚えたりする地獄の苦しみがないのです(笑)

また、実技が中心の学校が多く、そもそも机上の勉強も少ないです。

暗記ばかりの勉強にもうヘキエキしているお子さんは、多いのではないでしょうか?


進学したあとだけではありません。受験勉強もずっとずっと楽になります!


2年で済む。かかる学費も半分ほど。

また、期間や費用に関しても専門学校のほうがコンパクトです。

多くの専門学校は2年間で過程が終了します。大学の半分ですね。一年間にかかる学費は大学も専門学校もあまり違いはないですが、期間が半分ですから総学費は半分くらいで済むことになります。

また、専門学校の中には、年間の学費が30万円程度のものもあります。大学よりずっと安いですね!



文科省も大学を専門学校化していこうと試みている(笑)

親御さんの多くはご存じのことと思います。

大学を束ねている文科省も、大学というものの内容を実践的な職業教育に重点を置いたものに変えていこうという方針を打ち出しています。「専門職大学」と言われるものです。

大学が専門学校化していく、ということです。

政府や大学もようやく、「大学で色んな教科を学ぶよりも職業訓練をしたほうが有意義だ」ということを理解しはじめたのですね。

やはり結局、大学でさらに机上の勉強を続けるよりも、専門学校で職業教育に特化したほうが良いわけです。



専門学校のデメリットは?

専門学校のデメリットを挙げてみましょう。

専門学校は、ろくな入試試験を課さずに入学できてしまうものが多いです。そのため、勉強をあまりしない、つまり「素行のあまり良くない」子が多く進学してくる傾向があります。

こうした生徒のゆるゆるした気質に流されてしまうと、専門学校でスキルや社会性を充分に育めないことがあります・・・。

勉強する気のない生徒が多いのは大学も同じですが、専門学校のほうがさらに意欲の低い生徒が多い傾向です。


とはいえ、逆に、自分の夢に向かって非常に大きなバイタリティを持った子も、大学よりも多いです。「声優になる!」と憧れて、毎日を明るくアクティブに過ごしているのです。こうした子と仲良くなると、非常に良い影響を受けるでしょう。


あまりにも「楽に入学できる!」「楽に卒業できる!」とアピールしている専門学校は、選ぶのは控えましょう。



2つのタイプの勉強ギライがいる。

世の中には、2つのタイプの勉強ギライがいます。

1つは、「5教科の勉強はキライだけれど自分の好きな分野については懸命に努力する子」です。

もう1つは、「5教科の勉強はキライ。他のことも努力はキライ。ゲームや快楽にばかり目がいってしまう子」です。

後者の子たちの輪の中に入ってしまうと、やはり悪い影響を受けてしまいがちです。将来の就職や夢を掴むために、あまり前進できません・・・。

しかし、前者のタイプの子の場合、むしろ学力の優秀な子よりも真剣に物事に取り組んでいる傾向があり、良い影響を受けます。


そして専門学校には、大学に進学できるだけの学力や内申を持ちながらも専門学校に進む子もいます。こうした子は非常に賢く、大人さえもビックリするほどの成果を出してみせたりします。



いかがでしたか?

やりたいことが決まっているなら、専門学校に進んだほうが良さそうです。

それはお子さんにとって幸せなだけでなく、親御さんにとっても費用の面などでメリットが大きそうですよ。

学校の進路相談では、今でも「大学に進むべき」という感性でアドバイスをする先生が多いため、こうした悩みで葛藤を抱えるとき、進路相談室の先生に話を聞くのはあまり得策ではないかもしれません。ご注意を。

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