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不動産投資で社会貢献!民泊経営=ネイティブ体験、国際交流、おもてなし!-2

  • acousticlife111
  • 2023年12月16日
  • 読了時間: 7分

2 民泊ゲストが喜ぶ「本当のおもてなし」9選!


民泊ゲストが求めているのは、「日本らしさ」と「気遣い」、そして「安さ」であることは理解していただけましたね?では、そうした観点から見た、民泊ホストにおススメするおもてなしアイデアを、ご紹介していきます。


2-1.食卓の輪の中に加えてあげよう!コレがもっとも嬉しいおもてなし!


おもてなしで民泊ゲストを喜ばせてあげたいと考えているなら、「食卓の輪の中に加えてあげる」というアイデアは外せません!


2-1-1.家庭の食卓は最もその国らしさを感じられるツール。


食事、特に家庭料理というものは、最もその国らしさを感じることのできる体験の1つです。レストランでいくら大金を積んでも、「家庭の食卓」の雰囲気と味は体験できません!


食事の内容は、もちろん和食のほうが好ましいですが、かといって、普段食べることのないような伝統料理を再現したりする必要はないのです。それは、「リアルな日本」ではなくなってしまい、民泊ゲストの望むものとはズレてしまいます。


2-1-2.食卓を囲むと会話が弾みやすい。その交流もとても重要!


民泊ゲストと食卓を囲むことの利点は、会話が弾みやすくなることにもあります。そしてこの「会話」というものも、民泊フリークたちはとても大好物なのです。


会話は、「おはしって使えるの?」といったシンプルなものからでかまいません。話しているうちに段々と、互いの国の文化の違いに焦点が移っていくでしょう。日本のリアルな文化を、彼らは知りたがっています。


2-1-3.毎食じゃなくてかまわない。気が向いたとき、ゆとりのあるときだけで充分。


食事をおもてなしするには、相手の食の好みや時間を気にしたり、食材費が掛かったりして、多少の負担を強いられるものです。そのため、「毎食提供しよう」などと気負うのは控えましょう。可能なら毎食もてなしても良いのですが、「民泊ゲストへのおもてなし」という観点から言えば、そこまで献身する必要性は低いです。


たとえばステーキの場合は、一人ひとりのぶんを別々に焼かなくてはなりませんし、食材費がかさみますから、提供するのも大変です。しかしカレーやシチューのような鍋物なら、一度に作ってよそい分けすれば済むので、提供の負担が小さいですね。


2-1-4.しかし、できれば無償でサービスしてあげたいところ。


食事のおもてなしは、気が向いたときだけでかまいませんが、できれば無償でサービスしてあげたいところです。「宿代しか払っていないのに思いがけず食事が得られる」ということがおもてなしの神髄ですし、旅費の節約に協力してあげることは、民泊ゲストにとってとても有益なことです。


家計に余裕がなく、無償での食事もてなしが難しいなら、1食500円くらいの安価な値段で、「プチ食堂」をやってあげるのも良いアイデア。これでも「家庭料理を食べる」という体験ができますし、外食するよりも食費は節約できます。


または、食事までいかなくても、ティータイムに誘ってあげるだけでも充分に有意義な時間を作れるでしょう。


2-2.ちょっとした日用品を、気前よく貸してあげよう。


ホテルに泊まったとき、ホテルの売店で爪切りを買ったり生理用ナプキンを買ったりしたことはありませんか?すでに家にあるものをスーパーより高い値段で買わなくてはならないのは、ちょっと残念ですよね。あなたの民泊ゲストも、同じことを感じています。


ですから、あなたの家の中にあるちょっとした日用品は、気前よくゲストに貸してあげましょう。上述した爪切り以外にも、歯磨き粉、ばんそうこう、綿棒など、消耗品でも大した出費にならないものは、使わせてあげてはいかがでしょうか?あなたにとっては1円の出費でも、彼らにとっては150円を出して買わないと手に入らないので、この差は大きいのです。


また、傘やレインコートなどを差し出してあげると、とても喜ばれます。


2-3.「交通情報とか、調べてほしいことがあったら言ってね!」とチェックインの際に申し出てあげよう。


外国で、その国の電車の乗り換え方法を調べたり夜行バスチケットの手配をしたりするのは、とても大変なことです。こうした作業を民泊ホストに手伝ってもらえると、旅行者としては旅行がとても快適になります。また、こうしたサポートを期待して民泊を泊まりつぐ旅行者も少なくありません。


しかし、中にはこうしたお願いをしにくい人もいますから、チェックインのあいさつが済んだときなどに、「交通情報とか、調べてほしいことがあったら気軽に相談してね!」などと、先回りして申し出てあげましょう。


2-4.手製の周辺マップを用意しておいてあげよう。


旅行者は多くの場合、訪問先の土地の地図を持っています。今の時代はスマートホンの地図アプリやナビアプリで見ることもできますね。しかし、こうした地図は、情報が散漫としすぎていて、活用しにくいものです。


そのため、あなたの家の周辺マップを作って、壁に貼ったりハウスルールのバインダーに挟んでおいてあげましょう。


コンビニやスーパー、郵便局、Wi-Fiの使えるカフェなどは印を付けておいてあげてください。


2-5.周辺の日本食レストランのマップを作ってあげよう。


上と同じような話ですが、これは外食店の、特に日本食に特化したもののマップです。旅行者は食事を外食で済ませることが多いですが、多くのゲストはやはり、日本に来たなら日本食を中心に食べ歩きたいと願っています。


ここで注意したいのは、雑誌に載っているような高級店を載せるよりも、安価で入りやすいお店を中心に選んだほうが良いということ。また、牛丼チェーンや立ち食いそばなどもぜひ教えてあげてください。他には、焼き鳥屋さんのような日本風の酒場も喜ばれます。


2-6.高級な家具よりも、便利な小物こそが民泊ゲストの喜ぶおもてなし!


高級でオシャレなインテリアを揃えることは、喜ぶゲストも多かれど、「民泊的なおもてなし」とは言えません。それよりも、「便利な小物」を充実させてあげましょう。


たとえば、外国の電化製品を挿せるようにできる変換プラグなどは非常に便利なグッズです。他にも、ゲストが部屋で、バスタオルやちょっとした洗濯物を干せるように、ポールやハンガーに類するものを設置してあげましょう。


2-7.家の中を「作り過ぎない」ほうがいい。普通の家庭らしさを残しておいて。


とにかく間違えてはならないのが、「民泊ゲストは高級ホテルを望んでいるわけではない」ということです。宿泊ゲストを呼ぶとなると、家の中をオシャレに飾り付けたくなる人も多いかもしれませんが、それが逆効果になってしまうこともあります。それは、民泊ゲストは、「日本の一般家庭」を体験したいと願っているから。


たとえば、リビングに貼ってあった子供のお絵かきや時間割表などは、カッコ悪いと感じてはがしたくなるかもしれませんが、民泊ゲストとしては「興味深い」「味がある」「ホっとする」と感じるのです。


2-8.民泊で最も満足度が高いのは高齢者ホスト!これが意味するのは、「自然体な気遣い」の大切さ。


Airbnb(エアビーアンドビー)が調査したところによると、民泊ゲストの満足度が最も高いのは、高齢者ホストなのだとか。英語もろくにしゃべれず、若者向きの内装作りもできない高齢者ホストの物件が、高い支持を得ているのです。


つまり、セグウェイのような新しくて奇抜なアイテムを提供してあげるようなことよりも、家庭の中に当たり前にあるものをさらっと貸してあげたり、誰でもできるような手助けをさらっと施してあげることのほうが、「民泊のおもてなし」としては優れていると言えるのでしょう。


2-9.「民泊でおもてなしをしたい」と願うなら、家主不在型民泊は営まないこと。


ひょっとすると、これが最も大切なことかもしれません。


2-9-1.民泊ホストの最大の使命は、「日本の家庭を体験させてあげる」ということ。


あなたが「民泊でおもてなしをしたい」と考えるなら、そのために最も大切なのは「家庭で受け入れること」である事実を理解しましょう。


家主不在型民泊にもニーズはありますが、しかし民泊層のメインがそれを望んでいるわけではないのです。高級なアイテムが揃ったホテルのような施設を造ることよりも、「日本の家庭」を体験させてあげることが、民泊ホストの一番大切な使命と考えてください。


2-9-2.家主不在型民泊やマナーの悪いホストが増え続け、トラブルが増え続けるなら、日本の民泊は完全に禁止されてしまいかねない!


これは、皆さんが思っている以上に重たい意味を持ちます。もしこのまま日本市場で家主不在型民泊ばかりが増えるなら、そのトラブルの多さからどんどん大衆に憎まれ、そしてどんどん民泊が規制されていってしまうでしょう。すると、「家庭に泊まれる民泊」というものが、日本では完全に禁止されてしまう可能性すら、現実を帯び始めているのです!


ゲストも喜び、周辺住民からも認めてもらえるような民泊を営むことが、結果的にあなたの収入や人生の喜びにも、繋がっていくでしょう。日本の民泊業界は、目先の収入ではなくもっと広い視野で民泊文化を成熟させていくことが求められています。


 
 
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