3 家族をどう説得する!?ノリ気にさせる3つのアイデア。
農家民泊がとてもメジャーになってきたとは言え、田舎や農業、古い家屋、民家泊などは、好き嫌いがはっきり分かれるものです。農業体験や自然体験をさせてやりたいと思っても、ご家族がシブい顔をするかも…。そんなときは、こんなふうに説得してみてはいかがでしょう?
3-1.小さいお子さんには「となりのトトロ」を見せよう!
都会や高層マンションで育ったお子さんなどは、田舎の民家に泊まるなどと言ったら拒絶反応を示すかもしれません。家の中にアリがいる、ヤモリがいる、カエルの鳴き声がやかましい、畑特有の匂いがする…そうした農家の環境を嫌がる子供は少なくないでしょう。
こうした現代っ子・都会っ子なお子さんを農家民泊や農業体験に引き込むには、「となりのトトロ」の映画を見せてみるのがオススメ!そして「メイちゃんみたいにトウモコロシを自分でもいでみない?」「自然のいっぱいあるところで遊んでみない?」と誘うと、「楽しそうだな」と感じる子供が多いのだそうです。
3-2.協会のバックアップが充実していることを伝えよう。
農家民泊は多くの場合、地域の民泊推進協会のようなものに加盟しています。農家はそれぞれが自営でありつつも、こうした協会がもしものときのバックアップを行ったり、受け入れ方法の基礎を研修しているので、酷い目に遭うことはまずありません。そして万が一アクシデントに遭った場合には協会も動いてくれますし、地域の大病院などが連携を取っているので、迅速に対応してもらえるでしょう。
3-3.民家に泊まるのが嫌なら、「農家民宿」を選んでみよう。
古い日本家屋や他人の住んでいる家に泊まることを、どうしても嫌がるご家族がいるかもしれません。そういう場合は、「農家民泊」ではなく「農家民宿」を選んでみると良いでしょう。
農家民宿は、宿泊施設としてリフォームされたり増築されているため、農家民泊の農家よりも快適な宿泊環境を持っていることが多いです。中には、とてもオシャレなものや西洋風のものありますから、ご家族の好みに合うものを選んでみてください。
なお、農家民宿でも農家民泊と同じような農業体験を提供しています。
4 農業体験のできる宿泊施設は他にもある!
農家民泊での農業体験は一般的に、1日2時間程度のものですし、反復性はありません。もしあなたが、もっと本腰を入れて農業体験を望むなら、農家民泊ではないカテゴリーを覗いてみるのも良いかも?
4-1.リゾートバイトでは農家や酪農家などの求人募集もある。
リゾートバイトという言葉をご存じですか?夏休みや冬休みなどに、沖縄や海辺の観光地のホテル、山の上の山荘などで住み込みながらアルバイトすることを言います。しかし中には、ホテルではなく農家や酪農家などが住み込みスタッフを募集していることも。
2時間程度のものを1~3日程度やる農家民泊とは異なり、リゾートバイトの場合は1ヵ月などの中長期スパンで働くことになります。一日の労働時間も6~8時間程度あり、かなりディープです!途中で投げ出してしまう人もいるくらい大変なものではありますが、農業や酪農などをかなり学ぶことができるでしょう。お給料は日給5,000円程度が相場であまり高いとは言えませんが、寝床と食事が付いてくるため、実質的には10,000円くらいの価値はありそうです。週に2日くらいはお休みももらえ、沖縄や観光地を遊びまわることもできますよ。
4-2.WWOOFなら、農業しながら世界を周れる!
海外に目を向けると、WWOOF(ウーフ)というユニークなSNSがあります。これは、「宿泊・食事と労働を交換する」というコンセプトの宿泊仲介サイトで、つまり、農業などの労働をするなら、タダで泊めてもらうことができるのです!
世界中にWWOOFのホストがおり、仕事のニーズがあるため、ほとんどお金を持っていなくても海外を暮らし歩くことが!日本には、北海道から沖縄まで約400件のホストが登録されています。
なお、宿泊滞在にお金は掛かりませんが、WWOOFへの登録料として年間5,500円ほどが掛かりますからご注意ください。
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