不動産投資に興味があっても二の足を踏み続ける人は、「不動産投資は失敗しやすいだろう」というイメージがあって怖いのでしょう。たしかに「バブルが弾けて散々だったぜ!」などと武勇伝を語る年配者は多いものです。
しかし、少なくとも近年においては、不動産投資が失敗し赤字まみれになることなど、実はあまりないのです。
昔と今とでは不動産投資の形が違う。
不動産投資における主流な形が、昔とは変わってきました。
バブルの時代の不動産投資は、「家を買って売る」「土地を買って売る」です。住みもしない投資家が買って、さらに住みもしない投資家が買って、と繰り返すので、それは価格が高騰しすぎてどこかで誰かがババを引きます。
近年は上記のような不動産投資は少ないです。
特に初心者向けによく宣伝されている不動産投資は、「都心ワンルーム投資」のように、購入した物件を賃貸に出すことで、その月収でローンも払いながら、やがて収益へと変えていく形式です。これは、ローンを払い終えて黒字になるまで少々歳月がかかりますが、赤字に陥ることはまずなく、ローンが払えず破産、ということもまずないのです。
そのうえ生命保険の代わりや節税策にまでなるのですね。
不動産投資業界はバブル時代の痛みから学習し、業者も投資家も損しない形をブラッシュアップしました。
アパート賃貸経営も同じ。赤字に陥ることはまずない。
ワンルーム投資と並んで注目度が高い、アパート一棟経営も同じです。
市場調査して入居需要をしっかり読んでアパートを建て運営するため、赤字に陥ることはまずないのです。
アパートを建てるには大きな額が要り、ローンを組む必要のある投資家が多いですが、不動産投資会社が堅実なプランニングをするのでローンが下りないことはあまりないですし、支払えないこともあまりありません。
「不動産屋」ではなく「不動産投資会社」とタッグを組むから。
近年の不動産投資が失敗しづらくなったのは、仲介業者が変わったからです。
昔は町の「不動産屋」から物件を買い、あれこれ苦心しながら投資家は運用をしました。
しかし現代では、「不動産投資会社」という投資運用のプロフェッショナルの会社が台頭しているのです。彼らは30年後も収益の上がるエリアや物件を綿密に分析し、勝率の極めて高いプランを投資家に提案します。またはそうした物件を自社で建設します。
物件の管理や集客、クレーム対応すら、不動産投資会社がやってくれる。
不動産投資会社は、儲かりそうな物件やエリアを提案してくれるだけではありません。
実際にあなたが運用するマンションやアパートの集客やクレーム処理、定期清掃まで行ってくれます。難しい書類の処理、管理も行ってくれます。
投資家(あなた)はほとんど何もしなくても、月々の家賃収入を得られるのです。
まぁその代わり管理費用として収益の1割程度を支払いますが、たった1割で管理業務や集客、クレーム処理まで肩代わりしてくれるなら、安いものです!
あまり知識がなくても、プロが管理してくれるので大変でもなく、失敗しないのです。
不動産投資で失敗するのは、味をしめてハイリスク案件に手を出す中級者上級者。
「しかし不動産投資ブログなど見ていると、失敗した!と嘆いている投資家はいるぜ?」とあなたは言うでしょうか。
はい。しかし、不動産投資に失敗しているのは、ハイリスクな案件を自分でやろうとする中級者・上級者なのです。
投資が1つ2つ上手くいくと、「もうちょっと難しいけど高収益な案件に手を出してみるか」と欲が出てしまう人が多いのです。そして田舎のボロ家を買ってリフォームして再販、といったことを試みますが、上手くいかないものも出てくるわけですね。
しかし、そういう投資家も、「10軒持っているうち1軒が失敗しただけなので、全体で見ればそう赤字ではない」という感じで、絶望するほどの惨事には至っていないものです。
つまり、ハイリスクな案件に手を出さなければ不動産投資は失敗しない。
つまり、あなたがハイリスクな案件に手を出しさえしなければ、不動産投資で失敗することはほぼないです。
「高利回り!」「穴場!」といった言葉に釣られていびつな物件に手を出したりすると、失敗もあるでしょう。
不動産投資会社と協力しながら、堅実な案件ばかりを運用していけば、10件やっても負けません。
いかがでしたか?
当サイトが「堅実な不動産投資」という名前・コンセプトで情報発信している理由がおわかりいただけたでしょう。
不動産投資も堅実に行うなら、ギャンブルめいたものではなくなり、皆にwin-winになります。