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不動産収入を得ながら語学学習!外国人の民泊客は英語のホームティーチャー!-2


3 民泊ゲストは「来客者」ではなく「ホームティーチャー」。そう考えると接し方も変わる!


日本は、民泊後進国と言えます。他の国では、特に先進国ではもっと民泊が活用されており、自宅で民泊を営む人は多いのですが・・・。


3-1.日本人は民泊が苦手。その理由は「交流ベタ」と「英語ベタ」。


日本人が民泊を苦手とする理由は、主に2つあります。


1つは交流ベタであること。人との距離感を上手くつかむことができないため、他人を自宅に泊めたり他人の自宅に滞在することに、非常にストレスを感じてしまうようです。


もう1つは、英語ベタであること。民泊ゲストの多くは外国人ですが、英語が不得手であるため、外国人を自宅に受け入れることができません。


3-2.苦手ゆえ、民泊でのストレスをすべてゲストのせいにしてしまう傾向が・・・。


Airbnb(エアビーアンドビー)や留学生ホームステイなど、自宅で民泊をもてなす人は増えていますが、彼らの民泊奮闘記を眺めていると、グチっぽい記事が目立つようで・・・。


どうも、外国人ゲストがちょっとした騒音を立てたり、夕食の時間に帰ってこなかったりするたびに、イライラと腹を立ててしまう人が多いようです。


「アイツは空気が読めない!」などとグチる記事が多いのですが、しかし本当にゲストのせいなのでしょうか?民泊受け入れに慣れた人々からすると、ゲストに対して「我が家のルール」や「日本の習慣」をきちんと説明しさえすれば、ほとんどの問題は解消します。


3-3.「来客者」ではなく「ホームティーチャー」と考えると、不快に感じない。


民泊受け入れも、英語習得を目的とするなら、ゲストに対するストレスは減るでしょう。ホストにとってゲストは「ありがたいホームティーチャー」と考えると、相手に対して敬意が生じますし、被害者意識が減ってきます。


3-4.「来客者」ではなく「ホームティーチャー」と考えると、積極的に話そうという意識になる。


民泊が苦手な人は、来客者と必要以上の交流をしたがりません。「英語がわからかったらどうしよう」「英語がわからないから面倒くさい」と感じるからです。しかし、民泊ゲストを「ホームティーチャー」と考えるなら、どうでしょうか?


せっかく目の前に先生がおり、マンツーマンで話す機会があるのに、何も会話をしないのはもったいないですよね!英語の先生に対しては失敗する姿を見せても気にならないし、たくさんの会話を交わしてもらいたくなるはずです。


英語は、口に出せば出すほど上達していきますし、民泊は、ゲストと交流すればするほど楽しいものとなります。ゲストと交流すればするほどゲストから見た満足度も高くなり、リピーターや紹介が増え・・・という好循環が生まれるのです!



4 自宅民泊による英語レッスンは、モチベーションを高めてくれる!


独学や学校教育よりも、有料の英会話教材のほうが上達する人は少なくありません。それは、「お金を払っているんだから無駄にしたくない」という意識が英語へのモチベーションとなるからです。しかし、民泊ホストとしてお金を頂戴することは、さらに大きなモチベーションとなるでしょう。


4-1.英語習得へのモチベーションの前に、「お金を頂戴していること」への責任感。


英語習得の方法の1つに、「英語の本を翻訳しながら読む」というものがあります。これはたしかに、たくさんの単語や熟語の知識が身に付くのですが、なにしろ手間がかかるため、長続きする人はほとんどいません・・・。


民泊受け入れをする際には、ハウスルール(ルールブック)を英語で作成する作業などがありますが、これも英語本の翻訳のように、地道な手間が必要です。しかし、「お金を頂戴する仕事である」という責任感から、途中で投げ出さずに最後までやり遂げられる人が多いでしょう。


このように、独学だと「面倒くさいな」と投げ出してしまうような作業が、民泊受け入れに関するものなら継続しやすくなります。


4-2.実践の機会が毎日ある。上達の喜びが毎日実感できる!


通常の英語学習だと、単語や熟語を覚えても、それを実践する場面がほとんどありません。海外旅行に出かけるときにはもう、あらかた忘れてしまっていますよね。


しかし民泊受け入れをやっているなら、自宅に毎日のように外国人が来てくれますから、実践する機会がたくさんあるのです。「覚えたばかりの単語が通じた!という喜びはモチベーションを上げてくれますし、繰り返し使用することで、体に染みつき、忘れずに済みます。


4-3.覚えれば覚えるほど、外国人ゲストとの会話量が増えていく!


英語を習得すればするほど、ホームティーチャーである外国人に話しかける機会は増えていくでしょう。また、話しかけられたときに愛想よく応じる回数も増えていくでしょう。


それにより、いつの間にか外国人ゲストと雑談する量が増えていきます。かなり長い、深い、複雑な会話もできるようになるでしょう。これは、あなたの民泊受け入れライフを楽しく充実したものにしてくれるだけでなく、ゲストの満足度を高めることにも繋がります。


4-4.英語への意欲と英語力をキープし続けることができる!


自宅での民泊受け入れの良い点は、「継続性」にもあります。新しいホームティーチャーが次から次へと訪れてくれるので、あなたは英語への関心を失うことはないでしょう。英語に触れる環境を創造し続けてもらえるというのは、非常にありがたいことです。


また、ホームティーチャーが代わる代わるあなたの英会話に付き合ってくれることにより、あなたの英語は錆びつかず、英語力をキープし続けることができます。大金を注いで1年間海外留学しても、10年後にはさっぱり忘れてしまうものですから、民泊によるこの継続環境は、非常に有意義で素晴らしいものと言えます。



5 手っ取り早く民泊受け入れを始めるなら、Airbnbがオススメ。


では、ホームティーチャー代わりの民泊ゲストを自宅に呼ぶには、どうしたらよいのでしょうか?SNSや自作のホームページで集客してもなかなか集まりませんから、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊仲介サイトの活用をオススメします。


5-1.ビジネスも民泊も知らない!そんなあなたはAirbnbから始めてみよう。


世間で非常に騒がれているAirbnb(エアビーアンドビー)ですが、注目されているのにはやはり理由があります。民泊ホストを開始するハードルが、非常に低いのです!お金も掛かりませんし審査も要らず、専門的な接客スキルも要しませんから、まずはエアビーアンドビーの門戸をたたいてみると良いでしょう。


5-2.会話好きのゲストを多く呼びたいなら、Homestay.comが一番。


Airbnb(エアビーアンドビー)の流行により、似たような民泊仲介サイトがたくさん登場しました。中でも、ホームティーチャーに適した会話好きなゲストが多く集まりそうなのが、Homestay.com(ホームステイ・ドットコム)というサイトです。


ここは、名前のとおりにホームステイ型民泊だけを取り扱っているため、ゲスト利用者もホストとの交流を望んでいる社交的な人がもっぱらです。


5-3.ビジネス民泊がNGなら、留学生受け入れをやってみよう。


昨今日本では、Airbnb(エアビーアンドビー)などのビジネス民泊を規制するマンションや自治体が増えています。そうした規制から民泊営業が行えない場合は、留学生を受け入れるホームステイをあたってみましょう。近所の大学や高校、またはホームステイ普及団体に問い合わせれば、ホストファミリー登録の詳細を教えてくれるはずです。



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