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不動産ローンが払えなくなったらどうなる?


不動産投資は、ローンを組むことで容易に参入することが出来ます。

しかし、不意のリストラやアクシデントにより、ローンが支払えなくなる懸念があります。

不動産ローンが払えなくなったらどうすればよいのでしょうか?



「任意売却」によって強制的にローン支払いをさせられるのが一般的。

ローン支払いが出来なくなると一般的に、「任意売却」となります。

住宅ローンを組んでいる銀行の許可を得て、その家を売却します。売却で得たお金はすべて、ローン支払いに充てなければなりません。

それでもローンが完済できなければ、他の方法でお金を工面しながら月々ローンの返済を続けます。


売却額は自分で決めることは出来ません。相場価格に準じることになります。



ローンを滞納し続けると「競売」にかけられる!

ローン支払いを無視して滞納し続けてしまうと、裁判所があなたの家を強制的に「競売」にかけます。

「競売」では、相場よりも安い落札額になってしまいますが、早急にお金に換えて金融機関に返済が出来るため、最終的な強硬手段として行われます。



自主的に「仲介」で売却することも出来るが・・・

ローンが支払えなくなりそうになったとき、自主的に「仲介」つまり普通の売却手段で売りに出し、それでローン完済を図ることも可能です。

しかし、ローン残債は一括で払わなければなりません。「仲介」では「任意売却」や「競売」よりも高値で売却しやすいですが、かと言ってローン残債をすべてまかなえるほど高額で売れるとはかぎりません。売却額がローン残債に届かない場合、他の方法で残りの額を工面し、ローンを完済させる必要があります。


一般的な「仲介」売却では、売却決定までにやや期間を要する傾向です。3~12か月と言われています。すぐに支払わなければならないのに、それに追いつかない懸念もあります。

「仲介」は自分で売却金額を設定することが出来、ローン完済額に近づけやすいですが、しかし期間までに売却が成立しないリスクも増えます。



死亡してしまった場合は保険が下りる。

不動産ローンが支払えなくなった要因が、投資者の「死亡」による場合、ローン残債を支払う必要はありません。

不動産ローンを組む際に、「団体信用生命保険」に加入させられることになりますが、死亡の際にはこれがローン完済を請け負ってくれます。

遺族はローン完済に奔走される必要はありません。

また、家を手放す必要もなく、ローン残債を免れたまま、遺族はその家を保持し続けることが出来ます。



いかがでしたか?

結論としては、不動産ローンが支払えない状況になっても、その家を売ることで強制的にローンを支払うことになります。ある意味では、あなたが買ったその家が、ローン支払いの面倒をみてくれる、という言い方ができます。

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