日焼けの気になる季節がやってきました・・・。 日焼けそのものだけでなく、UVクリームを塗る手間やUVクリームのごわつき、日焼け止め対策の些細なストレスも積み重なると厄介です。 UVクリームは肌荒れリスクもあり、スキンケアに敏感な現代人女性にとっては複雑な心境ですよね。 そんなふうにUVクリームにわずらわしさを感じているなら、「日焼け止め乳液」がおすすめ。紫外線カットをしっかりしながら、乳液特有の美肌効果があり、しかもスキンケアの時短もできるスグレモノです。 この日焼け止め乳液、なんとなく見渡すとかなり高額なのですが、よくよく見ればプチプラでもたくさんの種類が出ていますよ♪
日焼け止め乳液とは?UV乳液とは?
日焼け止め乳液とはどのようなものでしょうか? 日焼け止めと乳液が一緒になったものです。従来のUVクリームは肌荒れリスクを持っていましたが、日焼け止め乳液なら保湿効果があるので、むしろスキンケアになります。まさしくイイトコドリですね! また、日焼け止め乳液は塗りやすいテクスチャーにも魅力があります。日焼け止めクリームはごわつきがあるものが多いですが、日焼け止め乳液なら塗りやすく、肌全体をしっかり覆うこともできます。 UV乳液というのは、日焼け止め乳液と同じものですよ。
プチプラの日焼け止め乳液はいくらくらい?
イイトコドリな日焼け止め乳液。やはり値段も高いのでしょうか? そう・・・一般的にはかなり高額です(汗)コスメ大賞受賞!などとよく紹介されているものは、有名無名ブランドともに、30mlで3,000円くらいのものが多いです。 そこから、日焼け止め乳液は手が出ないほど高い!という印象を持っている人は少なくないでしょう。 でも、そんなことはありません♪ プチプラな日焼け止め乳液がすでに数多く充実しており、充分に良質なものが安価で手に入ります。 価格としては、1,000円前後といったところ。有名なブランドでも600円くらいから見つかりますよ。
日焼け止め乳液を選ぶポイントは?
便利な日焼け止め乳液、どんなことに気を付けて選んだらよいのでしょうか?
1.UV効果の充分なものを選ばなきゃ意味がない!
UV系のアイテムでも、日焼け止め効果の大小には差があります。プチプラ重視だからといって、UV効果が小さすぎるものを選んでしまっては意味がなくなってしまいますよね。 SPF値の目安としては、普段使いでも「SPF値20」以上のものを。海水浴などレジャー目的なら「SPF値50」以上のものを。 PA値の得やすとしては、普段使いでも「PA++」以上のものを。レジャー目的なら「PA++++」以上のものを。 なお、UV効果が高ければよいというものでもありません。基本的に、UV効果が高いほどにお肌へのダメージが大きいです。そのため、通勤の往復程度しか日に当たらないのであれば、SPF値50は過剰ですし、PA++++は過剰です。ご注意を。
2.値段だけでなく内容量もチェックすべし!
日焼け止め乳液は、アイテムによって内容量にずいぶん差があります。200ml以上入ったものもあれば30mlしか入っていないものも。 近年は、ネットで購入する機会が多いことでしょう。ネットショップの商品説明では、内容量の表示がなかったりわかりづらかったりすることがあります。到着してから「え、こんなに小さい(少ない)の!?」とヘコんでも辛いので、内容量は必ず事前にチェックしましょう! 逆に、夏の間に1回だけ海に行くときに必要、といった目的なら、30mlなど少容量のものでもよいですよね。
3.「日焼け止め乳液」と「乳液タイプの日焼け止め」は違う!
日焼け止め乳液を入手しようとして、似て非なるものを買ってしまうことがあります。 「日焼け止め乳液」と検索してネットショップなど眺めていると、「乳液タイプの日焼け止め」が表示されてしまうことがあるのです。 「日焼け止め乳液」は、ベースメイクの乳液が主体です。保湿乳液だけど日焼け止め効果も含む、というものですね。 これに対して「乳液タイプの日焼け止め」は、テクスチャーが乳液状の「日焼け止め剤」にすぎません。こちらは、乳液のような伸び・つけ心地を持っていてもあくまで日焼け止めで、塗ったあとに白浮きしてしまいやすいですし、保湿効果は薄いです。 ベースメイクの段階でUVケアを兼ねておきたい場合には、「日焼け止め乳液(UV乳液)」を選ぶことが大切です。
4.基本的にはメイク落としで洗い流す必要がある!
普通、乳液というのはメイクの前のスキンケアアイテムで、それをメイク落とし(クレンジング)で洗う必要はありません。しかし、日焼け止め効果のある日焼け止め乳液・UV乳液の場合は、話は別。これは、基本的にはメイク落としで洗い流す必要があります。 十代の学生さんなど、まだメイクはほとんどしていなくてメイク落としを持っていない人もいるかもしれませんね。日焼け止め乳液を活用するなら、メイク落としも入手しましょう。 普通の洗顔剤だけで済ませたい場合、「クレンジング不要」を謳う日焼け止め乳液を選んでください。そうした便利なものもいくつかはあります。やや高い傾向にありますね。
プチプラの良コスパ日焼け止め乳液、オススメはコレ!
さぁ、それでは、プチプラでコストパフォーマンスのよい、頼もしい日焼け止め乳液の商品をご紹介していきましょう。
コーセー スポーツ ビューティ サンプロテクト ミルク
スポーツで汗をかく、海水浴で濡れちゃう、そんな人にも安心の、ウォータープルーフ仕様のプチプラ日焼け止め乳液がコレ。コーセーのアイテムです。
新開発のイオンで密着膜を作る技術によって、強力な「落ちない乳液」を実現しています。
実売価格は1,000円ちょっとといったところ。大容量サイズもありますよ。
SPF50+
PA++++
ビオレUV アスリズム スキンプロテクトミルク
「え、ビオレ!?」と毛嫌いするのは本当にもったいないです!
決して子供向けではなく、大人の女性向けに丁寧に作られた、見事な逸品です!
UV効果はもちろん最高クラス。それでいて、お肌に優しくするするの肌心地、そしてせっけんで落とせるのもうれしいですね。ニキビになりにくいこともアピールされており、もちろん十代や若い女性にも向きます!
これがなんと、65mlで実勢価格1,200円ほど!
SPF50+
PA++++
無印良品 日焼け止めローション
無印良品は、すべてが良コスパというわけでもないのですが、時々ものすごく優秀なプチプラアイテムを出してきます!それは意外とスキンケアアイテムに多いのですが、パッケージに費用をかけない、宣伝に費用をかけないゆえに実現している、という側面が強いです。つまり、価格以上に良質なことがあるのですね。 なんと、実勢価格約600円!30ml入っています。 日焼け止め効果や肌への優しさは、科学的に分析する比較サイトでも極めて優秀な結果が出ていました。 欠点としては、ファンデーションがやや崩れやすいので、メイクの薄い人に向いています。 パッケージデザインがシンプルで安いため、まだメイクを恥ずかしがるお子さんに買い与えるのにも向いていますね。 SPF50+ PA++++
いかがでしたか?
日焼け止め乳液がプチプラ高品質で普及してきた昨今、お顔の日焼け止め対策にはもう、日焼け止めクリームは不要です!日焼け止めを兼ねる乳液だと、UVカット効果が心もとない印象がありますが、そんなことはないですね。今はもう用途に合わせて様々な強さのものが揃っていて、「SPF値50×PA++++」という最強スペックなものも多数あります。強力な日焼け止め専用のクリームと変わらない防御力なのです。 とはいえ、日焼けを防ぎたいのは顔のお肌だけではないですから、日焼け止めクリーム自体はまだ持っておいたほうが良さそうですね。