top of page

プチプラ|イヤホンの良コスパ品や選び方を教えて!


スマートフォンの使用に付随するため、今やすべての人にとって必需品となったイヤホン。 しかし女性は特に、イヤホンの正しい選び方があまりよくわからない人が多いのでは? 高級品を買うだけなら雑誌のレビューをなぞればカンタンですが、プチプラで高品質なものを選ぶのはなかなか難しそう。 お任せください!実は管理人、昔は音楽をやっていたので、この業界も詳しいのです(*'▽')



イヤホンはマニア商売。2,000円でも高品質アイテムが手に入る!

レンタルCD屋さんのレジ横など眺めていると、1,000~2,000円くらいでたくさんのイヤホンが並んでいます。 しかしその反面、雑誌の音楽特集などでは、5,000円、1万円といったイヤホンがあるようで、ビックリしますよね!一体、1万円のイヤホンってどんなに高音質なのでしょうか!? いえいえ、実はイヤホンという業界は「マニア向け商売」なところがあって、「こだわり派は高いお金を出すだろう」と見込んで、1万円などの高価品を出している趣があります。 高いもののほうが品質は良くなる傾向にはありますが、実は2,000円も出せばもう、充分に高品質なものが手に入るんです(笑) 「プチプラ」「コスパ」にこだわるなら、実売価格1,000円程度でも、結構イイものが手に入りますよ♪



イヤホンを選ぶ際のポイント!

プチプラでも、できるだけ高音質なイヤホンを手に入れたいものですよね。イヤホンはどれも形が似ていて、差があまりよくわかりません。どんな点に気を付けて選ぶとよいのでしょうか?

カナル型(密閉型)イヤホンが圧倒的にオススメ!

カナル型とは、装着部分にゴムの丸いプニプニがついているタイプのこと。今の時代、売られているイヤホンのほとんどがこのカナル型なので大丈夫かとは思いますが、昔の主流だったインナーイヤー型のものよりも、カナル型のほうが圧倒的にオススメです。 昔のインナーイヤー型は耳に密閉するわけではないので、音が結構、耳の外に漏れてしまうんです。音源が持つ豊かな音楽が、ちゃんと耳に届かないのですね。低音も弱くなってしまいがち。 カナル型は耳穴に密閉されるので、インナーイヤー型よりも圧倒的に音がクリアです!低音のパンチも出やすいです。その音質たるや、高級ヘッドホンを凌駕するほど。1万円のヘッドホンより1,000円のカナル型イヤホンのほうが音質が良いと言えるほどで、カナル型イヤホンの登場はちょっとした革命でした!(価格破壊でもありました!)


カナル型が耳に合わない、という人は、イヤーピース(ゴムのプニプニ)のサイズを変えてみてください。女性ならSサイズやXSのとても小さなものが合いそうです。 また、耳にずっと装着することになるため、どうしても長時間のリスニングではくたびれてしまいますね。


ワイヤレスイヤホンは音質が良いわけではない!

イヤホンと言えば、「ワイヤレスイヤホン」という新機軸が登場したことは有名ですね。このタイプの登場と普及を見て、ワイヤレスイヤホンに買い替えようかなと検討している人は多いでしょうか。 しかし、ご注意を! ワイヤレスは、普通のものよりも高額ですが、音質が良いわけでもないのです。ケーブルがないから煩わしくない、持ち運びに便利というのが利点です。 ワイヤレスゆえに音の途切れが発生したり、動画を視聴しながらだと遅延が気になったり、デメリットもあります。バッテリー駆動なので、充電が切れてしまうと音楽がまったく聴けないという致命的な弱点もあります。紛失しやすい点も要注意です。 ワイヤレスイヤホンが悪いというわけではないのですが、購入は慎重になりましょう。


周波数帯域はあまり関係ない!20Hz~20,000Hzで充分。

イヤホンが持つ、数少ない数的スペックが、「周波数帯(周波数特性)」です。パッケージの裏などに、大抵書いてあります。「周波数帯域:20Hz~20,000Hz」といった具合ですね。 高級品を手にとってみると、「圧倒的な周波数帯域!6Hz~32,000Hz」などと書かれていて、惹かれてしまいます。 しかし実は、周波数帯域はイヤホンの良し悪しにあまり関係ありません。 人の耳が聞こえる周波数帯域は20Hz~20,000Hzと言われていて、これより広い周波数帯があってもあまり意味がないのです。そして、イヤホンは激安なものでも20Hz~20,000Hzの性能は持っています。100円ショップのイヤホンでさえも。 また、今の時代、音楽は通学電車などのちょっとした喧噪の中で聞くことが多いですよね。こうした喧噪の中にあって、6Hz~32,000Hzなどの精巧な周波数帯のイヤホンで聞いてもほとんど意味がないのです(笑) さらには、MP3圧縮やYoutube動画での音楽視聴がメインの時代になっています。これらの音源はそもそも、20Hz~20,000Hz以内の音域しか持たないものばかりです。


イヤー部の材質は音質をかなり左右する!

イヤホンの音質を大きく左右する要素が、イヤー部分の材質です。1,000円くらいのリーズナブルなイヤホンは、プラスチック製ですよね。 これが、金属や木製だったりすると、たしかにプラスチック製よりも音が良くなります。クリアだったり暖かだったりするのですね。 一般的に金属製が最も高価ですが、金属製が最も高音質とは言い切れません。木製の音のほうが好き、という人は少なくないですね。

「ハイレゾ」は再生機器や音源が対応していないと意味がない!

「ハイレゾ」のイヤホンは、普通のものよりも高音質と言えます。 でも、気を付けて! イヤホンだけがハイレゾでも、意味がないのです! スマホ、オーディオプレイヤーなどの再生機器や、音源そのものがハイレゾ仕様でないと、まったく意味を持ちません(笑) iPhoneやスマホ、リーズナブルなCDコンポで音楽を聴く目的なら、ハイレゾ対応のイヤホンである必要はないですね。


オーディオ専門メーカーのほうが高音質でコスパが良い!

電化製品を選ぶ際は、女性は、ソニーなどの有名なメーカーのものを好む傾向があります。そして、あまり聞いたことのないメーカーのものを嫌うでしょう。 でも、イヤホンなどのオーディオ製品の場合、有名な家電メーカーのものよりも、オーディオ専門メーカーのもののほうが音質が良い傾向にありますよ! オーディオ専門メーカーには、オーディオテクニカ、パイオニア、JVC、AKGなどがあります。 これら専門メーカーは、何万円もするニッチな機種も多いのですが、一方で低価格帯でコスパの良いものも結構出していたりしますよ。 また、中国の無名なメーカーの安価品(1,000~2,000円くらい)には、結構音質の良いものが多いです!あなどれないですよ。「KZ」などです。Amazonにたくさん並んでいますね。



プチプラの良コスパイヤホン、オススメはコレ!

さぁ、それではプチプラの良コスパイヤホンを、具体的にご紹介しましょう。

KZ ZST

「KZ」というメーカーの、「ZST」という商品名のイヤホンです。 実売価格は2,000円ちょっと、といったところ。 大きくてビックリしますね! 実はこれ、「デュアルドライバ」という仕様で、スピーカーが二つ搭載されているのです!中高域、低音域の2つですね。それにより、従来のものよりもクリアで粒立ちの良いサウンドを実現しています。 KZ ZSTは、同価格帯のデュアルドライバ式イヤホンの中でも音質が良く、コスパが良いですね。 また、ケーブルの取り外しが出来て、もしケーブルが断線してしまっても、捨てずにケーブルを付け替えることでまだ使用できます! これまで、スマホに最初から付属していたイヤホンや、1,000円くらいのありふれたイヤホンしか使ったことがなかった人は、音質が格段に違うので、ビックリするかも!


オーディオテクニカ ATH-CK350M

音響機器の実力派オーディオテクニカがお届けする、「かゆいところに手が届く」な良コスパプチプラ機種がコレ! 実売価格は1,500円程度でしょう。低音をしっかりと再生しつつ、コード巻取りホルダーがついていて使い勝手も良し。さらに、カラーバリエーションが10色も展開しているのが、オシャレ女子にもうれしいところ。 安く、シンプルながらも優等生!という感じです。 イヤホンなんて1,000円くらいでテキトーなのを買えばいいよ!と感じているなら、同じ値段でコレを買うべし♪音楽を聴くのがちょっと楽しくなりそうですよ。


パイオニア SE-CL532


今ではカーオーディオのメーカーですが、以前は音響機器全般に強かったパイオニア。その機種の1つが高いコストパフォーマンスを発揮しています! 実売価格は1,200円程度で、9.4mm径という大きなドライバーを搭載しています。低音の出がたくましいですね。 なぜこんなに安いかというと、型落ち品だから。もともとは3,800円で売り出されていたもので、今だから安く買えるのですね! カラーバリエーションも4色展開しています。 イヤホンは日進月歩するようなアイテムではないので、こんなふうに型落ち品の中に超コスパの良い掘り出し物を見つけられることがありますよ。



エージングをしてみよう!

イヤホンやヘッドホンは、購入した直後は本来のポテンシャルを発揮することは出来ないんです。本来のサウンドを出すことが出来ないんです。知っていましたか? エージングをすることで、音質が良くなってきますよ。エージングとは、試運転のことですね。 オーディオプレイヤーにイヤホンを接続して、音楽を流しっぱなしにします。50~100時間程度が目安と言われています。 もちろん、日常利用をしながらエージングをしてもかまいません。 イヤホンの音にちょっとこだわってみたい!と思ったなら、ぜひ意識的にエージングをしてみましょう。購入直後のサウンドを覚えておいて、50時間後、100時間後に再び、以前の音を思い出しながら聴きます。「あ、変化してる!」とわかったら面白いですね。



イヤーピースは100円ショップでも買える!

カナル型イヤホンの耳に装着するプニプニの部分。イヤーピースと言います。ときどきなくしてしまいますよね!ちょっと高価な機種だと、その機種専用のスペア用イヤーピースが別売りされています。これ、8個くらいで600円とかしたりしますよね・・・。安いイヤホンとあまり変わらない 汗 でも、ちょっと待って! 必ずしも、その機種専用のイヤーピースを買う必要はないんです。イヤーピースは基本的に、全社・全機種共通の仕様になっています。素材やフィット感、サイズ感は機種によって若干違うのですが、装着部分に関しては共通しているのです。 そして、イヤーピースは100円ショップでも売っていますよ。もちろん、6個や8個入って100円です。Lサイズ、Mサイズ、Sサイズと揃っています。 イヤーピースがなくなってしまったなら、100円ショップをまずはのぞいてみましょう。 また、以前使っていたイヤホンのイヤーピースを転用することだって、可能ですね。



いかがでしたか?

イヤホン選びは、簡単と言えば簡単で、難しいと言えば難しいです(笑)そして、奥が深いです! 音質にこだわりだすと、1万円、数万円のものまで気になってしまったりします・・・。 それはそれで良いのですが、2,000円程度でも結構音質の良いものが出回っているので、プチプラ志向なら2,000円程度で良い機種を選ぶのがオススメですよ。 音質にこだわりたい場合、色やデザインについては少々目をつむりましょう。特に、若い女性が好みそうなかわいらしいデザインで高音質を求めるのは難しいです。

bottom of page