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ケアマネージャーのお金の計算が浪費気味!どうして?


介護保険という制度のおかげで、介護生活に必要な物やサービスの費用はかなり抑えられます。とはいえ保険で肩代わりしてくれる金額には、要介護度に応じて毎月の限度額がありますよね。

そのため、ケアマネージャーが介護家族の状況やニーズを汲み取りながら、「デイサービスは週に2回にしよう。介護ベッドを今月中に購入してしまおう」などと決めてくれます。


しかし、ケアマネージャーに計画を任せていると、やけに予算の組み方が浪費気味で困惑してしまうことがあるかもしれません。



まず、限度額内ですべてを収めることは難しい。

まず最初の理由として、介護保険の限度額内で、必要な物・サービスをすべて収めるのは難しい家庭が多いです。「ちょっとデイサービスにリハビリに行ければ充分」といった家庭では問題が無さそうですが、要介護4、5ともなってくると、必要な介護用品やサービスがかさみます。

どうしても月々の限度額で収めることは難しくなり、自腹で買わなければならない物やサービスも出てきてしまいがちです。



老人ホームの費用に関しては、親の不動産資産を計算に入れている。

老人ホーム選びの際にも、ケアマネージャーの意見を聞くでしょう。

ご家族は「入所金のない、月額15万円くらいの施設が妥当だな」と考えているのに、ケアマネージャーは「入所金2,000万円の新しくて快適な老人ホーム」を勧めてくるでしょうか?

「2,000万円なんて払えない!」と家族は青ざめているのに、ケアマネージャーさんは冷静です。この食い違いはどこからくるのでしょうか?


ケアマネージャーは、要介護者の年収や資産から、導入する介護用品・サービスを計算していきますが、この「資産」には、親御さんの持っている不動産資産が含まれます。

「親御さんが持っている実家を売却すれば2,000万円の入所一時金が払える」と計算しているのです。



家を手放すなんて!それもそうだが・・・

ケアマネージャーは「親御さんが持っている実家を売却すれば2,000万円の入所一時金が払える」と計算しているのです。

それに対して、「家を手放すなんて!」と思うでしょうか。

たしかに不安ですが、しかし、親御さんにとっての介護資金は、「親御さん自身」がなるべく工面すべきものです。介護しているお子さん夫婦(あなたがた夫婦)が何百万、何千万円と犠牲にすべきでないのです。

親御さんが、「俺は布団とメシがあれば充分だ」と質素なことを言うなら、毎月の年金で賄えそうな安価な老人ホームを選べば済みます。しかし、「快適で綺麗なところで死に目を迎えたい」などと言っているなら、そのニーズを満たすための策をケアマネージャーは考えなければなりません。

しかしお子さん夫婦(あなたがた夫婦)の資産には手を付けたくないですから、「親御さんの家を売って老人ホーム費用を賄おう」と考えます。

どのみち、要介護4、5と深まって老人ホームに入居するとなると、家に戻ってきて住むことも難しくなります。思い出だからとそのまま残しておくよりは、お金に換えて老人ホームの快適さに費やすほうが有意義、という考え方は出来ます。


一見非情なようにも見えますが、お子さん夫婦(あなたがた夫婦)の資産を守るための効率的な策でもあるのです。親御さんの老後資金は、親御さんが払うべきです。



ケアマネージャーの勧めてくる老人ホームの月額費用が30万円などと高めで、「親の貯蓄や年金と照らし合わせると、15年は住めるだろうが、その先はどうするんだろうか・・・」などと感じられるなら、貯蓄が底を尽きたときに家や土地を売る算段である可能性が高いです。

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