top of page

クレジットカード初心者が知っておくべき10の知識!


クレジットカード初心者が知っておくべき10の知識!

3分でわかる!クレジットカードの基礎知識!


一昔前までは、「浪費家の持ち物」といった印象のあったクレジットカード。しかし、ネットショッピングの隆盛や海外旅行の飛行機・ホテル予約に不可欠で、今や二十歳の若者でも必須なアイテムとなってきました。

アルバイトを始めて買い物の幅が広がり、「クレジットカードを持ちたいな」と検討している人も多いのでは?でも、クレジットカードはカード破産やスキミングなど危険も伴います。

そこでこの記事では、クレジットカード初心者が知っておくべき基礎知識を、わかりやすく解説していきましょう。



クレジットカード初心者が知っておくべき10の知識!


(1)クレジットカードの作成は基本的に無料で出来る。有料のものは初心者は控えよう。

(2)1回払い、2回払いなら支払い手数料(金利)はかからない。

(3)クレジットカード作成に必要なものは・・・

a.自分名義の銀行口座

b.印鑑

c,身分証明書

(4)不正利用されたりしない?万が一された場合、カード会社が補償してくれる。

(5)19歳までは親の同意が必要。20歳以上からは自分の意思で作成可能。

(6)クレジットカードはどうやって作成するの?

a.銀行に行って窓口で作成。

b.ネットバンクのカードはネット上の手続きで。

(7)審査が下りる・下りないの基準は?アルバイトでも定収入があれば可能。過去に不正があるとほぼ審査が下りなくなる。

(8)クレジットカードにはキャッシング機能がある。銀行にお金がなくても支払いができてしまうので要注意!

(9)18歳未満はデビットカードで代用しよう。機能はクレカとほぼ同じ。

(10)すべてのクレカに海外旅行保険があるわけじゃない!



いかがでしたか?

最低でも、クレジットカードを作る前に、この程度のことは頭に入れておきましょう。買い物の際にあまり初心者っぽい振る舞いをしていると、スキミング詐欺などに遭いやすくなってしまいます。

クレジットカード初心者は、まずは大手銀行が発行しているカードを持っておくのがオススメ。安心・安定感があります。また、カード発行手続きが実店舗で行えるので、わからないことに何でも答えてもらえますね。

銀行系かつ海外旅行保険がつくのは、三井住友VISAカードです。




もっと知りたい!クレジットカードの基礎知識。

クレジットカードの基礎知識についてもっと詳しく知りたい方は、下記トピックも参考になさってくださいね。

冒頭で挙げた10のポイントを、さらに掘り下げて解説していきます。



クレジットカードの作成は無料で出来るの?

「ゴールド」や「プラチナ」といった冠がつくクレジットカードは、作成にお金がかかることがあります。しかし、クレジットカード初心者がいきなりそれらを持つことはまずないでしょう。海外旅行が多く、空港ラウンジを活用したい人などは高級カードを持ってもかまわないのですが、基本的に初心者は、まずは「年会費初年度無料」となっているスタンダードなカードを持つのがオススメ。

そしてこうしたスタンダードカードの場合、発行費や事務手数料、入会金、郵送代などのお金はかかりません。

ただし、銀行でその銀行の口座と一緒に作成する場合、口座に入れておくお金として500円、1,000円程度を預けておく必要があるでしょう。これはあくまで、あなたの口座に入れるもので、銀行やカード会社にとられたりはしないので、ご安心を。



クレジットカードで支払うと、いつも手数料がかかるの?少し損?

「クレジットカードは便利だけど、支払い手数料がかかって少し損」そんなふうに思っている人はいませんか?

クレジットカードで払っても、1回払い、2回払い、ボーナス時一括払いといった少数回数支払ないなら、金利手数料はとられませんよ。現金で支払うのと同じですし、むしろクレジットカード払いのほうが少し安くなったり、ポイントが付与されたりすることもあります。

 

分割払い、リボ払い、フレックス払い、あるとき払いといった複数回払い(特殊支払い)になると、金利手数料がかかってきます。分割払いは手持ちにお金がなくても買い物ができるので便利ですが、より大きな額を払わなければならなくなるので、なるべく使わないようにしましょう。分割払いを多用してしまう人は、カード破産に陥りやすいので要注意!

「年会費初年度無料」のカードを1年使ってみて、「どうも分割払いに頼りがちだな」と感じるなら、あなたはクレジットカードではなくデビットカードのほうが良いかもしれません。デビットカードもネットショッピングやカード払い対応のお店で買い物ができますが、分割払いやキャッシングに類する行為はできないので、自己破産することには絶対にならず、安心です。


また、携帯電話の通話料金や公共料金の支払い、家賃の支払いなど、毎月引き落としされる料金については、金利手数料は引かれません。これらは分割払いの概念とは違うのです。毎月新しい買い物(支払い)をしていますが、それを決まった日に自動的に処理しているだけなのですね。

たとえば携帯電話の通信料金は、コンビニで振り込み用紙払いをするほうが安く済むというわけではないので、クレジットカードを持っているならクレカ払いに切り替えたほうがラクチンです。ポイントが貯まりやすいといったメリットもありますね。



クレジットカード作成に必要なものは?

クレジットカード作成には、以下のアイテムが必要になります。


(1)自分名義の銀行口座

(2)印鑑

(3)身分証明書


自分名義のクレジットカードを作るには、自分名義の銀行口座が必須なのでご注意を。ゆうちょ銀行の口座でももちろん大丈夫です。あなたがまだ銀行口座を作ったことがないとしても、親御さんはあなたの名義でゆうちょ銀行口座くらいは作っているはずなので、尋ねてみましょう。

印鑑は、銀行に届出しているのと同じものが必須。

身分証明書は、健康保険証でも大丈夫です。運転免許証やパスポートなども該当します。なお、住民票や戸籍謄本は必要ありませんよ。


注意点として、クレジットカードの会社によっては、ジャパネット銀行、楽天銀行などのネットバンクの口座では受け付けてくれないことがあります。三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行などのメガバンク、都市銀行、ゆうちょ銀行であればまず問題はありません。



クレジットカード、不正利用されたりしない?

サイフを盗まれたときに、真っ先に「カード会社に連絡しな!」と忠告されているのを見たことがあるでしょう。盗まれたサイフの中にクレジットカードがあると、それを不正利用されて、勝手に多額の買い物をされてしまう懸念があるからですね。

近年は、アマゾンのニセサイトなどがクレジットカードの入力を求めてきてあなたのカード情報を奪い、不正利用、不正引き出しされてしまうネット被害が拡大しています。

こうした犯罪被害はたしかに恐ろしいですが、クレジットカードではあなたが実際に多額の被害をこうむることはまずありません。というのも、クレジットカードには「盗難補償」というものが完備されているから。

万が一不正利用をされてしまった場合は、すぐにカード会社に連絡をしてください。「利用履歴の中の2月13日の29,800円というやつは、私が購入したものではありません!」と訴えれば、不正利用された金額をしっかり払い戻してもらえますよ。このことはぜひ、あらかじめ頭に入れておいてください。カード会社に連絡をしないと補償は利きませんからね!


なお、クレジットカードで支払いをするときは、基本的にいつも、暗証番号を打ち込む必要があります。カードを盗難した人は暗証番号は知らないので、盗難されても不正利用に至ることはほとんどありません。

クレジットカードの16ケタの番号を知られてしまうことも、やはりそれだけではカード支払いは出来ないので、不正利用に至ることはそう多くありません。

カードのスキミングというのは、お店でカード支払いをするときにスキャンする際に、カード情報を読み取られてしまうというもの。これも、日本ではスキミング被害に遭うことはまずないでしょう。海外ではやや警戒が必要ですが、高級な店に入らなければまずスキミング被害に遭うこともないです。



クレジットカードは何歳から作成が可能?

18歳から、作成が可能ではあります。が、19歳までは親権者の承諾をもらうことが必須です。申請用紙に親の名前を書いてもらい、印鑑を押してもらう必要があるのですね。

二十歳を過ぎれば、一人前の成人として認められ、親権者の承諾も必要なくなります。正社員労働をしていなくても、月収が低くても、大丈夫です。


クレジットカードはカード破産や浪費の懸念があるので、親御さんが許可してくれない家庭も少なくないですね。

その場合、デビットカードをあたると良いです。デビットカードはクレジットカードとほぼ同じようなものですが、キャッシングの機能がありません。登録した銀行口座にあるお金以上の支払いは、できないようになっています。そのため、借金を抱えることには絶対にならないのです。

銀行口座がゼロになるだけでも大問題ですが、借金・カード破産になるよりはマシなので、「デビットカードならOK」と言ってもらえることは多いでしょう。


また、デビットカードの場合は16歳から作成が可能です。18歳に満たない人がカード払いできるツールを必要とする場合、デビットカードをあたると良いですよ。



クレジットカードはどうやって作成するの?

クレジットカードの作成方法は、大きく分けて2通りあります。


(1)銀行に行って窓口で作成。

最もオーソドックスなのは、銀行の窓口で作成する方法です。銀行系のクレジットカードはもっぱらこの方法になります。

その銀行の口座を持っていない場合は、銀行口座も一緒に作成することになりますが、大した手間にはなりません。銀行のスタッフは優しく優秀で、なんでも丁寧に教えてくれるので、初心者のクレジットカードはまず、銀行系のものを銀行で作ると良いでしょう。


(2)ネットバンクのカードはネット上の手続きで。

楽天クレジットなど、ネットバンク系のカードは、インターネット上の手続きで作成することができます。家から出なくてもクレジットカードが作れてしまうのです。

その場合、身分証明書のコピーをデータファイルで提出する必要があります。スマートフォンのカメラで撮れば充分なので、スキャナープリンターは無くても大丈夫です。

ネットバンク系の場合、対面での身分確認ができないため、銀行系のカードよりも審査がやや厳しい傾向にあります。

逆に審査基準の緩さをウリにするネットバクンククレジット会社も出てきていますが、これらは社会的な信用が低く、利用機会が制限されてしまうことも。



クレジットカード作成の審査が下りる・下りないの基準は?

「審査が下りなかった人にオススメのクレジットカード!」なんていう広告バナーを、見かけることがありますよね。クレジットカードの作成を申請しても、落ちることがあるわけです。

そんな噂を聞いて身構えてしまっている人もいるかもしれませんが、基本的に、アルバイトで継続的な収入を持ってさえいれば、スタンダードなカードの審査は通ります。正社員でないとクレジットカードが持てないなどということはないのです。


過去にクレジットカードで支払いの踏み倒しなどしていると、ブラックリストに載ってしまい、他社のクレジットカード作成でも申請が通らなくなってしまいます。

カード破産をすると、二度とクレジットカードは持てないということです。ご注意を。


特にやましいこともないのにクレジットカードの審査に通らない場合、「家族カード」を検討しましょう。家族カードとは、親御さん(旦那さん)の名義と信用性を利用して、お子さんや奥さんが低収入でも作れるように配慮されたカードです。

家族カードでは、親御さん(旦那さん)の口座から引き落とされますが、カード名義はあなたになります。基本的に無審査同然で、親御さん(旦那さん)の支払い能力さえ信用がとれていれば、発行してもらえるでしょう。このカードのデメリットは、何をいくらで購入したか、親御さん(旦那さん)に全部筒抜けになってしまうことです!



「カード破産」の意味はわかってる?

クレジットカードが怖いのは、「カード破産」という概念があるから。

カード破産の危険性は絶えず警鐘されていますが、それでもいまだに、カード破産者は絶えませんね。

クレジットカードは、買い物・支払いをした際に、即座に引き落としはされません。2カ月後の指定日に引き落としになります。すると、たとえば今あなたの銀行口座に10万円しかなくても、20万円のプラダのバッグが買えてしまうのです。2カ月後の引き落とし日までに、銀行口座に所定の金額が入っているようにしてくれればいいよ、というのがクレジットカードの仕組みです。

そして当然ながら、お財布の中に現金が入っていなくても、カード払いをすることで高額な買い物が可能になります。

こうしたことから、自分が今どれくらいの金額を使ったか、銀行口座にあといくら残るか、それをわからないまま次々とショッピングをしてしまう人がいるのです!

「あれ、ちょっと使いすぎたかな?マズいかな?」と気になって、銀行口座を確認するのですが、その時点ではまだ、今さっき購入したものの引き落としはなされていません。まだ残高に余裕があるので、「大丈夫だ」と思ってしまうのです。こうしたことの繰り返しで、2カ月後には預金額以上の浪費をしてしまったりするのです!


  • ショッピングが好き。

  • お金の計算があまり得意でない。

  • 現金払いが面倒で、ついついカードで会計してしまう。


こうした気質のある人は、カード破産に陥りやすいです!

クレジットカードを持つことに慎重になりましょう。自分では持つのはやめて、どうしても必要なときに親御さんのカードで購入を肩代わりしてもらうか、キャッシング機能のないデビットカードで代用するのが良いですね。



どのクレジットカードがお得なの?

「最もお得なクレジットカードを持ちたい」と考えている人が多いようです。ネット上には「一番お得なクレジットカードはコレ!」といった記事も多いですが、実情として、どのカードが一番得かというのは何とも言えません。

それぞれのクレジットカードに一長一短があり、各人に生活スタイルや消費動向の個性があるからです。「マイルが貯まるからお得!」と言っても、ほとんど海外旅行をしない人が年会費3,000円のクレジットカードを持っても、かえって損してしまうこともあります。


実は、高ポイントなどの派手なお得要素を持つカードは、流通性の低いブランドのものが多かったりします。たとえばデパート系のカードはそのデパートでのショッピングが5パーセントオフになるでしょうが、海外のATMであまり使えないブランドであったりするのです。すると、そのデパートでのショッピング以外の場面では、他のカードを作らなければならないのです。

こうして、派手な特典につられてあちこちカードを作ると、クレジットカードの年会費だけで5,000円、10,000円、30,000円・・・と大きな額を払わなければならなくなってしまうのです!よほどのお金持ちで、常に多額のショッピングをする人であれば、年額30,000円をかけて多数のカードを持ってもお得になることはあるのですが、月収20万円程度であろうクレジットカードの初心者が派手な特典のカードを作りまくっても、カード破産をしてしまったり、ぜんぜんお得にならずじまいになってしまったり、するのです・・・。



ゴールドカード、プラチナカードは何が違うの?

クレジットカードには、ゴールドカードやプラチナカードと呼ばれる、キラキラ光ったものがありますよね。これらは普通のカードとはどのような違いがあるのでしょうか?

海外旅行保険が付いていたり、その補償額が多額だったりします。空港のラウンジが使えるのも有名な利点ですね。

高級ホテルや高級レストランでの優待サービスもよくあります。

また、ポイントの貯まりやすさが普通のカードより充実したものが多いです。

こうした特典に対して、10,000~20,000円くらいの年会費を支払います。

やはり、年収が高く、大きなお金を動かしながら生活している人、頻繁に飛行機に乗る人などはメリットがあるのですが、クレジットカード初心者にはあまりメリットは無いでしょう。



18歳未満だけどクレジットカードを持ちたい!

インターネットでのショッピングや契約が増えたこのご時世、18歳未満の若い人でも自分のクレジットカードを持ちたいと感じている人は多いことでしょう。18歳未満でもクレジットカードを持てる方法はないのでしょうか?

デビットカードで代用することで、インターネットショッピングなどが可能になりますよ。


デビットカードは、キャッシング機能を持たないクレジットカードです。クレジットカードと同じような外観をしていて、機能も使い方もほとんど同じ。VISAやマスターなどの印が付くのも同じです。

デビットカードがあれば、Amazonでネットショッピングをしたり、ブッキングドットコムで卒業旅行のホテル予約をしたりすることが可能になります。

ただし、支払いが継続的になる、携帯電話の通信料決済などでは、利用できないことがあります。また、海外の高級店では、支払いができないことがあります。


デビットカードはキャッシングをしないため、作成の際の審査は無いも同然。銀行口座さえ持っていれば、ほぼ誰でも作成可能です。16歳以上で作成が可能になります。



クレジットカードは2枚あったほうが良いって本当?

本当です。

なぜならば、クレジットカードは精密機器なので、まれに支払いがうまく行えないことがあるのです。また、ショッピングするお店があなたのカードのブランドに対応していないことも。

海外旅行をするなら、機械とカードの相性が悪くて支払えないケースが多くなってきますし、カードを盗まれてしまう・失くしてしまう懸念も高くなります。

そのため、クレジットカードは最低2枚は持っていたほうが良いです。


この2枚は、それぞれブランドを違うものにしておくのが最大のポイント。1枚がVISAならもう1枚はマスターに、といった具合です。

特に、VISAかマスターは必ずどちらか1枚を持っていたほうが良いです。それ以外のブランドのカードは、店によっては使えないことがありますが、VISAやマスターカードはまず間違いなく、対応しています。



すべてのクレカに海外旅行保険があるわけじゃない!

「クレジットカードがあれば海外旅行保険の代わりにもなる」という話を聞いたことのある人は多いことでしょう。各旅行ごとに数千円もかかる海外旅行保険が、年会費無料や1,500円程度で受けられたら、こんなに便利なことはありませんよね。

しかし、クレジットカードのすべてが海外旅行保険を付帯しているわけではないのです。旅行が好きで、海外旅行のトラブル補償を期待しているなら、海外旅行保険サービスのついたクレジットカードを意識的に選びましょう。

海外旅行保険が付いた、信頼性の高い、かつ年会費の安いカードとしては、代表的なものに三井住友VISAカードがあります。



いかがでしたか?

クレジットカードの種類はどんどん増えており、その特典内容も多種多様です。それらをすべて把握するのは無理なことなので、すべての会社に共通する基礎的なことだけを、しっかり覚えておきましょう。

くれぐれもカード破産をしないように、スマートな支払いを心がけてくださいね。

bottom of page