あなたはおそらく、
「アフィリエイターって儲かるよ!」
という噂を聞いてアフィリエイトにチャレンジしはじめたことでしょう。
しかし、実情として、アフィリエイターのほとんどは儲けが出ていません。
どれくらいのアフィリエイターが失敗しているかというと、95パーセント超です。
アフィリエイト事業で充分な利益が得られている人は、20人に一人もいないのです!
ノウハウサイトはなぜ「儲かる!」と言うのか?
20人に一人も成功していないのに、なぜアフィリエイトのノウハウサイトやSEO対策のサイトは「アフィリエイトは儲かる!」と言うのでしょうか?
それは、彼らは「アフィリエイトの参入者を食い物にしているから」です。
彼らが何万文字も力を入れてサイトを作るのが、そこに利益が出るから(利益を出すため)です。ボランティアでアフィリエイトのノウハウを教えているわけではありません。
ノウハウサイトの運営者もまた、あなたがやっているように、アフィリエイトバナーを貼ってマージンを得ようとしているのです。
彼らは、A8.netやレンタルサーバー、有料ドメイン業者などを紹介するアフィリエイトビジネスをやっているわけです。
読者にそれらの関連ビジネスを購入してもらうためには、「アフィリエイトは儲かる」と思いこんでもらわなければなりません。
だから、嘘八百を並べ立てて「アフィリエイトは儲かる」と吹聴するのです。
アフィリエイトは、実際には儲かりません。
2010年頃まではそれなりに儲かる在宅ワークだった。
2010年くらいに参入していれば、話は別でした。
当時はまだ、ライバルが少なかったので、参入すればそれなりに儲けを出すことができたのです。
また、インターネット閲覧のメインがパソコンだったという状況も恵まれていました。
しかし、今ではアフィイエイターがゴマンと増えてしまい、簡単に儲けられる状況ではなくなっているのです。
昔は、2,000文字×30記事くらいも書けば、Googleの検索結果で上位に入ることができました。60,000字程度なら素人でも50時間くらいで書けます。
しかし、今ではどのジャンルのどのサイトもSEO対策を講じており、ものすごい数のぺージ数・文字数を持っています。1記事5,000文字くらいが平均ですし、どのサイトも100ぺージくらいは持っています。
50万字・・・つまり、2010年の頃の10倍は文章を書かないと、検索ランキング上位には表示されないのです!
上位表示されないということは、訪問者もなく売り上げも出ません。
50万字書こうと思うと、初心者なら500時間くらいは要するでしょう。すさまじい時間です・・・
仮に、それで月額50,000円くらいの売り上げが出るようになったとして、それを成功と言えるのでしょうか?
50,000円の収入を500時間で割ると・・・時給100円です(笑)
50,000円の収入が2カ月続いても時給200円・・・。
まったくうま味もある事業とは言えません。
成功しているのはもっぱら古参のアフィリエイターだけ。
アフィリエイトで儲かっているのは、もっぱら古参のアフィリエイターだけです。
彼らは、大勢の顧客やURL拡散の土台を持っているので、新サイトを立ち上げても50万字も書かなくても収益を上げることができます。
新規でも、人脈が広くSNSなどでのURL拡散が強い威力を持つ人や、大きな運またはセンスを持つ人はいきなり成功したりしますが、これは宝くじレベルに低い確率で、誰もが出来るものではありません。
古参のアフィリエイターですら、確実に儲かる保証はないのです。
古参どころかSEOコンサルタントをやっている人も、新規サイトの立ち上げは、慎重に進めます。とりあえず30万文字くらい書いてみて、そこで手ごたえがなければ撤退します。
SEOコンサルタントですら、失敗することがあるのです!
アフィリエイトビジネスというのは、それくらい難しいものなのです。これは皆が知っておくべきですし、新規参入を検討する人はきちんと知らせるべきです。
「必ず儲かる!」「ラクに儲かる!」と煽って参入させるのは、完全なサギです。
初心者はライターに専念したほうがずっと儲かる。
アフィリエイトビジネスのまっとうな形は、ディレクターとライターがきっちり住み分けをすることです。
ディレクター(アフィリエイター)は、すでに稼げる土壌を持っている人だけが請け負い、それ以外の人々や新規参入者は、ライターとして文章を書くほうが健全です。
これなら、「1文字〇円」という形で必ず報酬が得られるので、アフリエイトがわからない初心者でも確実に収入が得られます。
「1文字0.7円」くらいは初心者でも難しくはありません。これなら、50万字書いたときには35万円は得られるわけです。
アフィリエイターよりもライターのほうがずっと美味しいのです。