各国それぞれ、魅力的な名所が幾つもありますが、たった1つの観光地だけで、「あぁ、はるばる来た甲斐があった!」と感服させられてしまうことが、時々あります。フランスはパリにあるノータルダム寺院もその1つ。モンサンミッシェルやサグラダファミリアと比べて話題に上ることは少なく、一撃必殺の印象も無いかもしれませんが、いえいえ!生で見た人は、きっとその圧倒的な荘厳さに言葉を失います!!
ノータルダム寺院は大きな教会。パリの街のど真ん中で、着いたその日でも行けちゃう♪
絶景!と称えられる観光名所の多くは、ちょっとやそっとではたどり着けない場所にあることが多いです。でも、ノートルダム寺院はとってもお手軽♪フランスはパリのまさに中心に座しています。多くの旅行者はパリの中心地に宿をとるでしょうから、それこそフランスに着いたその日にもスグに観光できてしまうくらい、手軽な場所にあるんです。
外観はちょっとジミ?だからって入る前にスルーしてはダメ!中の荘厳さがスゴいんです!
ノートルダム寺院があまり評判に上がらないのは、外観がちょっとジミだからかもしれません。いや、充分に素晴らしいゴシック建築なのですが、外観の壮麗さで言えば、もっとすごい教会がヨーロッパにはたくさんあると言えるでしょう。
しかし、外観だけで評価せず、ぜひとも中まで入ってください!入場は無料ですから♪
見どころはたくさんありますが、やはり正面から祭壇を望むアングルが最も壮麗ではないでしょうか。天井から下がる白い垂れ幕が、強烈なインパクトと神秘的なムードを生み出しています。歴史を感じさせる石壁と、薄暗い照明も良いですね。
建築や美術などを学びにフランスに訪れた人は、ノータルダム寺院のこの壮麗な内装を見るだけで、ノックダウンしてしまうことでしょう。それほどまでのインパクトが、この教会にはあります。
大きくて美しいステンドグラスも見事!
きっと見落とすことはないと思いますが、頭上の丸っぽい大きなステンドグラスも必見です!細かい模様といい色合いといい、これもまた、息をのむほどの美しさ。カメラで写すなら、なるべくISOの数値を上げましょう。
側面に並ぶステンドグラスもキレイですね。青や寒色系の色の使い方が非常に見事です。
夏に訪れるなら要注意!ステンドグラスの開いてない早朝を狙って。
夏に訪れる人は要注意です!というのも、夏は暑さ対策のため、側面のステンドグラスが開けられてしまいます。すると特徴である薄暗さが損なわれてしまい、荘厳さが味わえません。
早朝のまだ暑くない時間帯ならステンドグラスも閉められている可能性が高いので、ぜひともこの時間を狙いましょう。
ノートルダム寺院お役立ち情報
オシャレ度★★★★★
感動度★★★★★
美しさ★★★★★
人気度★★★★
必見度★★★★★
国名:フランス
通貨:ユーロ 1ユーロ≒約120円
ビザ:90日以内の観光なら不要。
言語:フランス語。英語もかなり通じる。
航空券の値段:乗り継ぎを苦にしないなら60,000円くらいで見つかる。
物価:高級旅行者は日本の2倍。バックパッカーは日本の1.5倍。ただし安宿は安い。
ベストシーズン:春。
オススメ周遊国:乗り継ぎ便には様々な選択肢がある。ヨーロッパ同士は飛行機が安く、また距離も近いので、気になる国と周遊するのは思いのほかラク。
ノートルダム寺院はこんな人にオススメ!
ゴージャス感やセレブ感を求めている人
建築や美術の勉強をしている人
個人旅行の初心者
街歩きが好きな人
都会が好きな人
グルメが好きな人
ショッピングが好きな人
教会めぐりが好きな人
ハネムーンに
いかがでしたか?
教会に訪れるにあたって、キリスト教や宗教にまるで関心がなくても大丈夫です。
まるで関心がなくても、大きな感動を味わうこと間違いナシです!
たとえばアニメなど見ていて、神殿や神秘的な風景にウットリさせられてしまうことがあるでしょう?その実写版的な体験があります!バーチャルリアリティーよりもさらに迫力がありますからね!
視覚だけでなく「空気」を味わってください。なんとも言えない静謐な空気がそこにはあります。あまりおしゃべりな友達とは一緒に行かないほうがいいかもしれませんね(笑)