日本はもちろんのこと、世界でも知らない人は居ないのではないかというくらいの人気とシェア率を誇り続けているカメラメーカー・CANONキヤノン。
CANONキャノンは一体、どのような特徴で圧倒的な人気を得ているのでしょうか?
1.一目でわかる!CANONカメラの特徴。
国内&海外シェアナンバーワンの最強人気カメラメーカー。
実物よりも鮮やかで、特に赤みが強い色合いが特徴。今の流行りの色味。
初心者がパっと撮ってもプロっぽい写真になる。
オートフォーカスの速度・機能が優秀。
子供の写真、スポーツカメラマン、人物カメラマンに人気。
レンズやアクセサリーが豊富。海外にも店舗が多く旅行中も安心。
値段はやや高め。特にコンパクトデジカメが高い。
ミラーレスの品ぞろえは遅れ気味。
2.世界トップメーカーの秘訣は何?CANONキヤノンカメラを徹底解説!
国内シェアナンバーワンのCANONキヤノン。人気の秘訣は、ややこってりとした色味にあります。実際の風景よりも鮮やかな色で写り、また赤みが強いので人物の肌も血色良く写ります。
キヤノンのカメラは、高画質というよりも「ばっちりメイクしている」といったニュアンスのほうが正しいのですが、この鮮やかな色味が、若者を中心に大衆に広く好まれる傾向にあり、CANONキヤノンは大きく支持を伸ばしています。ただし、年配の方やシブいものを好む方は、キヤノンのそうした色作りに好感を持たないかもしれません。(そういう人々がNikonニコンに流れるのです。)
なんとなしにパっとシャッターを押しただけでも、画像補正をしなくても鮮やかな写真が得られることは魅力で、カメラの初心者さんにはやはりオススメのメーカーと言えます。
オートフォーカスが速いのも特徴で、よく動き回る子供の撮影に強いです。色味とシャッタースピードの強みから、子供の写真を撮りたいママ・パパや、スポーツ選手を撮るプロのカメラマン、人物写真を中心としたプロを目指す人などにも好まれています。
色味の作りはポップですが、映像機器メーカーとして老舗の職人気質も持っており、レンズなどの周辺機器は非常に豊富。サードパーティー製のレンズやアクセサリーも充実しており、必要品を揃えやすいですね。
また、CANONキヤノンは世界的に有名なメーカーで、海外にも販売店が多く、たとえば旅先の海外で電池パックを失くしてしまったりしても、現地で手に入れることは難しくないでしょう。修理もやってもらえるかもしれません。
なお、私たちは一般的に「キャノン」と発音しますが、正式名称は「キヤノン」です。
3.ココがイマイチ・・・。CANONキヤノンカメラの欠点を挙げるとすれば?
CANONキヤノンカメラの欠点を挙げるとすれば、価格が高い傾向にあることでしょうか。
特にコンパクトデジカメの分野では、他メーカーよりもかなり高額な値札が並びます。もう少しで一眼レフが買えてしまいそうな価格のものも多いですよね。性能が良いから高いというよりは、人気があるためにメーカーも販売店も強気な価格設定をするのです。型落ち機でもなかなか値段が下がりません。
また、近年流行りのミラーレスカメラへの参入が遅れたたため、ミラーレスのラインナップはやや弱いです。特に、格安価格帯でCANONキヤノンのミラーレスカメラを買うことは、今(2017年夏)はまだ難しいでしょう。
4.CANONキヤノンの代表的なブランド一覧。
カメラは、メーカーの名前以外にニックネームのようなものが付いています。販売店のスタッフなどは、「オススメはEOS Kissですね」といった具合に、商品の説明や比較の際にこのニックネームのほうを多用することも多いので、有名なものや購入検討している分野のものは一通り覚えておきましょう。
(1)IXY(イクシ)
小型のコンパクトデジカメをラインナップしています。胸ポケットに入るくらいの小さなカメラが欲しい場合は、IXYブランドを当たりましょう。
(2)PowerShot(パワーショット)
高倍率ズームなどが特色の、ボディの大きめなコンパクトデジカメをラインナップしています。見た目が一眼レフやミラーレスによく似ているので、それらを欲している人は間違えないないようにご注意を!PowerShot(パワーショット)はレンズを交換することができません。また、ボケ味を出すことも一眼レフやミラーレスほど得意ではありません。
(3)EOS(イオス)
一眼レフとミラーレスの両方のタイプがラインナップしています。EOS(イオス)にもたくさんの種類の機種があるということなので、たとえばチラシを見て気に入ったのがEOS(イオス)であった場合、販売店に行く前に型番(EOSのあとに続くアルファベットや数字の羅列)もしっかり書きとめておきましょう。
(4)Kiss(キス)
EOS(イオス)シリーズ中の一角で、初心者向けのエントリーモデルのブランド名です。操作性がシンプルなので、一眼レフの初心者であれば、まずはこのブランドの中から選んでみるとよいでしょう。値段もお手頃で、ほとんどが実売価格50,000~70,000円くらいに収まっています。
5.CANONキヤノンのカメラ作りの歴史。
CANONキヤノンは、1937年に設立され、フィルムカメラ時代から非常に長い歴史を持つ老舗メーカーです。映像機器を幅広く扱ってきており、パソコンの時代になってからはプリンターなどのOA機器にも活動の幅を広げ、今ではOA機器のほうが主力コンテンツになっているくらい。
とはいえ、カメラの人気・売り上げも健在であり、日本国内のシェアナンバーワンメーカーです。海外からも人気があり、海外旅行で見かける外国人は、ほとんどがCANONキヤノンかNikonニコンのカメラを首から提げています。
2000年前後、コンパクトデジカメが台頭した際も、CANONキヤノンは高性能な製品と巧みなCM戦略でトップシェアの座を維持し続け、デジタル一眼のブーム時もその座を明け渡しませんでした。
ミラーレスの台頭時には、市場の動向を読み間違えたのか参入が遅れ、天下が危ぶまれた時期もありましたが、今ではミラーレスのラインナップも充実してきており、あらゆるジャンルで高い人気と売り上げを誇っています。
いかがでしたか?
色味の好みの問題はありますが、基本的には高性能で欠点の少ない商品を作る、人気にたがわぬ優秀なメーカーです。初心者の方などが、「何を買っていいかわからない!」というときには、とりあえずCANONキヤノンを手に取っておけば間違いはありません。
やや高いと言っても、一眼レフカメラでもエントリー機は実売価格50,000円くらいのものが出ています。
使っているユーザーが非常に多いので、わからないことがあったときに情報が得やすいですし、会話で盛り上がりやすいのも良いですね。