アンチエイジングや更年期障害に良いとされ、瞬く間に美容業界の人気者となったプラセンタ。すでにスキンケアアイテムなどにプラセンタ入りのものを取り入れている人も多いでしょうか。
プラセンタの商品を眺めていると、「生プラセンタ」と書かれたものも見かけます。
生プラセンタとプラセンタはどう違うのでしょうか?どちらが良いのでしょうか?
生プラセンタとは?非加熱処理で製造したもの。
プラセンタは一般的に、胎盤から抽出したエキスを加熱滅菌させて製造します。
それに対して生プラセンタとは、熱処理をせず非加熱状態で製造したものを言います。
従来の製造法では、熱処理の際に、細菌と一緒に有用成分まで失われてしまうため弱点があり、生プラセンタは胎盤が持つアンチエイジングや健康、美肌の作用を最大限に活用しようと試みる技術です。
生プラセンタは、同じ配合量でもより効果が高いですが、日本健康・栄養食品協会の品質規格基準を満たしているとは認証されておらず、安全性が不確かな面があります。
生プラセンタは本当に危険?
生プラセンタは危険なのでしょうか?人体に有害なのでしょうか?
海外では、生プラセンタを用いたサプリメントなどが広く普及しています。取りやめになっていないということは副作用で苦しむ人はほとんど出ていない、ということなのでしょう。
諸外国はそれぞれの国で、薬品やサプリに安全基準があり、審査されています。
たとえば農薬などは、日本のほうが安全基準が緩いことが問題視されていますが、日本の品質規格をクリアしないと安全でない、とは言い切れません。
そのため、生プラセンタを用いてサプリメントなどを開発する日本のメーカーも多く、普及品のサプリメントや美容液なども数多く出回っています。
情報サイトが言えることとしては、現状では「自己責任のもと」というところです。
希少なので少々高い!
生プラセンタの欠点といいますか、特徴をもう1つ挙げるならば、通常のプラセンタよりも希少であるため、生プラセンタを用いたサプリメントやスキンケアアイテムは普通のプラセンタを用いたものよりも少々高額です。
いかがでしたか?
有名メーカーも生プラセンタのサプリメントを出しており、生プラセンタのサプリメントや美容液、スキンケアアイテムもこれから増えていきそうです。
日本の各メーカーは研究開発が速いので、安全性の問題も改善されていくのではないでしょうか。